Dec 18, 2025
Yūto .
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504 Gateway Timeoutエラーに遭遇したことがある方は、ブラウジングの流れが途切れてしまって少し厄介に感じたことがあるでしょう。このエラーは通常、Webサイトをホストしているサーバーとお客様のデバイス間の通信に問題が発生している場合に起こります。原因としては、インターネットサービスプロバイダー(ISP)が関係している可能性もあります。
この記事では、504 Gateway Timeoutエラーの概要や原因、そして実際に役立つ修正方法についてご紹介します。Webサイトの運営者の方も、単に情報を探しているだけの方も、本ガイドを通じて原因を特定し、Gateway Timeoutエラーを修正するためのヒントを得られるはずです。
「504 Gateway Time-out」エラーは、リクエストの処理を完了するためにメインサーバーがアクセスしようとした上流サーバーから、タイムリーな応答が得られなかったことを示します。原因としては、上流サーバーの不具合、過負荷、またはダウンタイムなどが考えられます。
504 Gateway Timeoutエラーは、中央のサーバーがゲートウェイやプロキシとして機能している際に、上流サーバーからタイムリーな応答を受け取れなかったときに発生します。 504は、サーバー側に問題があることを示すHTTPステータスコードの1つです。
つまり、この問題はユーザーのネットワーク機器やインターネット接続ではなく、Webサイトをホストしている実際のサーバー側に原因があります。
| エラーコード | 504 Gateway Timeoutエラー |
| エラータイプ | サーバー側のエラー |
| エラーの例 | Gateway TimeoutエラーGateway Timeout (504)504 Gateway Time-out:サーバーが時間内に応答しませんでしたこのページは動作していません。ドメインの応答に時間がかかりすぎました。HTTPエラー504 – Gateway Timeout504ステータスコード |
| エラーの原因 | サーバー接続の問題DNSの問題サーバーの過負荷ネットワークエラー |
504 Gateway Timeoutエラーは、使用しているWebブラウザ、サーバーの構成、オペレーティングシステムによって、さまざまな形で表示されることがあります。

以下は、よく見られる一般的な表示例です:
これらのバリエーションはいずれも、共通する根本的な問題―サーバーの応答遅延によりWebページが正常に読み込めない状況を示しています。
504 Gateway Timeoutエラーを修正するには、根本的な原因を特定することが重要です。よくある原因としては、以下のようなものがあります:
通常、504エラーの主な原因はサーバー側の問題にありますが、クライアント側の問題や設定ミスがきっかけになることもあります。そのため、本トラブルシューティングガイドでは、両方のケースに対応した対処方法をご紹介します。
これらの解決策はさまざまな種類のWebサイトに共通して利用できますが、WordPressプラットフォーム向けの具体的な手順についてもあわせて取り上げています。
それではまず、クライアント側の対処法から見ていきましょう。
504 Gateway Timeoutエラーを修正するうえで、ページの再読み込みは最初に試すべき、そして最も簡単なステップです。この操作により、一時的な接続の問題が解消されることがあります。特に、サーバーの一時的な不具合や過負荷が原因の場合に効果的です。
ページを再読み込みするには、ブラウザの更新ボタンをクリックしてください。
また、キーボードショートカットを使うこともできます。Windowsでは「CTRL+R」、macOSでは「COMMAND+R」を押してください。再読み込みの前に、Web Cookieとブラウザのキャッシュをクリアをしておくと、隠れた原因の解消につながる場合があります。
ただし、サーバー側の問題が続いている場合、ページを再読み込みしても効果がない可能性があります。その際は、ほかの504 Gateway Timeoutエラーの修正方法によるさらなるトラブルシューティングが必要になります。
別のWebブラウザに切り替えることで、504 Gateway Timeoutエラーが現在使用しているブラウザに特有のものかどうかを切り分けることができます。古いバージョンのブラウザ、サードパーティ製の拡張機能、破損したブラウザキャッシュなどが原因で、こうしたエラーが発生することがあります。
まずは、お使いのデバイスで別のWebブラウザを開き、同じWebページにアクセスしてみてください。あるいは、現在使用中のブラウザでシークレットモードを利用するのも有効です。もしWebページが正常に読み込まれる場合は、メインで使用しているブラウザのキャッシュ、拡張機能、または設定に原因がある可能性があります。一方で、別のブラウザでもページが表示されない場合は、より広範な問題、つまりサーバー側に問題がある可能性が考えられます。その場合、Website PlanetやSite24x7といったオンラインサービスを利用して、他のユーザーにも同じWebサイトがダウンしているかどうかを確認できます。
プロキシサーバーは、お使いのデバイスとインターネットの間に位置し、デバイスの位置情報を隠したり、Webリクエストを暗号化したりするなど、プライバシー保護のメリットがあります。
ただし、プロキシ設定が誤っていると、Webサーバーとの通信が正しく行えず、問題を引き起こすことがあります(ただし、このようなケースはまれです)。
お使いのコンピュータでプロキシ設定を確認する手順は以下の通りです:
Windows 11

macOS Sonoma

一部のコンピューターやネットワークでは、デフォルトでプロキシサービスを使用していない場合もありますが、Webブラウザには個別のプロキシ設定があることがあります。そのため、ブラウザ側のプロキシ設定もあわせて確認することをおすすめします。
重要!ネットワーク設定を変更すると、インターネット全体への接続に影響を及ぼし、別の問題を引き起こす可能性があります。ネットワーク設定を変更する際は、内容をよく確認しながら慎重に操作してください。
ファイアウォールは、不正アクセスやさまざまなサイバー脅威からコンピューターを守るための重要なツールです。しかし、設定に不備があると、正当なネットワークリクエストまで誤ってブロックしてしまい、504 Gateway Timeoutエラーの原因になることがあります。以下は、ファイアウォールを一時的に無効にするステップです。
Windows 11

macOS Sonoma

ファイアウォールをオフにした後、再度Webサイトにアクセスして、ファイアウォールの設定が504エラーの原因になっていたかどうかを確認してください。
重要!ファイアウォールの無効化は、あくまで一時的なトラブルシューティングのステップとして行ってください。ファイアウォールを無効にしたままにしておくと、システムのセキュリティリスクが大幅に高まるため、通常は推奨されません。
DNSキャッシュをクリアすることで、504 Gateway Timeoutエラーのようなネットワーク接続の問題を解消できる場合があります。この操作によって、古くなったり破損したりしたDNS情報が削除され、Webサイトへの接続を妨げていた原因が取り除かれます。
クライアント側のDNSの問題を修正するには、お使いのオペレーティングシステムでDNSキャッシュをクリアしてみてください:
Windows 11

macOS Sonoma
Google Chrome
Google Chromeは独自のDNSキャッシュを保持しています。これをクリアするステップは以下の通りです:

お使いのWebサイトが最近別のIPアドレスやサーバーに移行された場合、DNS伝播が完了するまで最大48時間かかることがあります。これは、各ISPがDNS情報を更新する必要があるためです。
DNS伝播の状況を確認するには、whatsmydns.netのようなツールを使用してください。
DNSの問題が長引く場合は、Google Public DNS、Cloudflare 1.1.1.1、Quad9などのパブリックDNSサービスに切り替えることで、より高速かつ安定したDNS解決(名前解決)が可能になります。
504 Gateway Timeoutの原因のひとつに、最近のアップデートやサードパーティ製プラグインによるコードの破損があります。Webサイトのエラーログを確認することで、こうした問題を特定できる可能性があります。エラーログには、504エラーコードを含むサイト上のさまざまな不具合が記録されています。
Hostingerのレンタルサーバーをご利用のお客様は、hPanelからPHPエラーログ機能を使用できます。以下のステップで確認してください:


ご利用中のホスティングプロバイダーでPHPエラーログ機能がデフォルトで提供されていなくても、WordPressを使用している場合には、以下の手順でデバッグモードを有効にすることができます:
define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );
define( 'WP_DEBUG_DISPLAY', false );

以下は、それぞれの変数の説明です:
これらの設定を変更した後は、SFTP経由でWordPressのエラーログファイルを直接確認できます。通常、サーバーのルートディレクトリ内にある「logs」フォルダに保存されています。
さらに、サーバーログファイルの確認することもトラブルシューティングに役立ちます。以下は、使用しているWebサーバーによって異なる、代表的なサーバーログの保存場所です:
まれに、WordPressサイト上のプラグインが原因で504 Gateway Timeoutエラーが発生することがあります。これは、プラグインによるサーバー負荷の増大や、他のシステムとの互換性の問題に起因する場合があります。
504タイムアウトエラーの復旧に向けてWebサイトのプラグインを確認する方法は以下の通りです。

WordPressのダッシュボードにアクセスできない場合は、ご利用のホスティングアカウントのファイルマネージャーまたはFTPクライアントを使用してください。その後、「wp-content」ディレクトリに移動し、「plugins」フォルダの名前を変更します。これによりすべてのプラグインが無効化され、プラグインなしでWordPressサイトが正常に動作するかどうかを確認できます。

プラグインが原因であることを確認したら、フォルダ名を元の「plugins」に戻し、各プラグインを個別に無効化して問題のあるプラグインを特定してください。もしWordPressプラグインを無効化しても問題が解消しない場合は、WordPressテーマに原因がある可能性があります。ダッシュボードからデフォルトのテーマに切り替えて、問題が解決するかどうかを確認してください。
コンテンツ配信ネットワーク(CDN)は、コンテンツの配信を高速化し、DDoS対策などの機能によってWebサイトのパフォーマンスを向上させます。しかし、場合によっては504 Gateway Timeoutエラーの原因となることもあります。
一時的にCDNを無効にすることで、504エラーの原因を特定しやすくなる場合があります。HostingerのBusinessプラン以上をご利用のお客様は、以下のステップで内蔵CDNを無効にできます:

CDNを無効にしたことでWebサイトにアクセスできるようになった場合は、CDNを一時的に無効のままにしておき、CDNに関連する問題を解決するために、当社のサポートチームにご相談ください。
Hostinger以外のCDNサービスをご利用の場合は、まず提供元のシステムステータスを確認し、障害が報告されていないか調べてください。多くのCDNサービスでは、プロバイダーの管理画面にログインし、「一時停止」や「無効化」などのオプションからCDNを停止できます。
CDNサービスを無効にする際には、DNS設定の変更が伴う場合があります。その場合、DNSの伝播には時間がかかるため、完全に反映されるまでお待ちください。
DNSの伝播が完了した後で、再度Webサイトにアクセスし、504エラーが解消されたかどうかを確認してください。
504エラーが発生した場合は、サーバーのリソース状況を確認してください。サーバーの過負荷は、よくある原因のひとつです。ホスティングプロバイダーは、Webサイトのパフォーマンスを最適化するために特定のリソースを割り当てていますが、状況によってはエラーが発生することがあります。
Hostingerをご利用のお客様は、hPanelで「ホスティング」→「リソースの使用状況」に進むことで、割り当てられたリソースを確認できます。「CPU使用率」や「RAM使用状況」に注目してください。これらの値が高い場合は、トラフィックの増加によってサーバーに負荷がかかっている可能性があります。

リソースの使用率が高いことに気づいた場合は、Webサイトのトラフィック負荷を減らすか、パフォーマンスの最適化を検討してください。WordPressサイトがすでにホスティングプランの上限に達している場合は、上位プランへのアップグレードもご検討ください。
また、PHPスクリプトの実行時間がサーバーに設定された上限を超えると、サーバータイムアウトが発生する可能性があります。
最大実行時間の上限を延長することで、こうしたタイムアウトを防ぐことができます。
Hostingerをご利用の場合、hPanelからWordPressの最大実行時間の値を増やすことができます:

重要!max-execution-timeの値を0に設定しないように注意してください。0に設定すると、PHPスクリプトが無制限に実行されるようになり、結果としてサーバーリソースを過剰に消費する可能性があります。
WordPressサイトの.htaccessファイルを編集することで、最大実行時間を増やすことも可能です。以下は、ファイルに追加する例のスニペットです:
php_value max_execution_time 60
WordPressサイトの状況に応じて、この数値は適宜調整してください。

VPSホスティングを使用しているWebサイトでは、ApacheおよびNGINXの設定を調整することで、サーバータイムアウトを管理し、504エラーを修正できる場合があります。以下は、ApacheとNGINXサーバーで設定を変更する方法です。
Apache
Timeout 600
max_execution_time = 300
sudo service apache2 restart.
NGINX
proxy_connect_timeout 600;
proxy_send_timeout 600;
proxy_read_timeout 600;
send_timeout 600;
fastcgi_read_timeout 300;
sudo service nginx reload
sudo service php[version]-fpm reload && sudo service nginx reload
他のすべての方法を試してもなお504 Gateway Timeoutエラーが解消しない場合は、ホスティングプロバイダーのカスタマーサポートに連絡するのが最善です。
サポートに連絡する際は、問題の内容をできるだけ詳しく伝えるようにしましょう。WebサイトのURL、表示されたゲートウェイエラーメッセージ、そしてこれまでに試した対処方法の概要を含めると、より迅速かつ的確なサポートが受けられます。
Hostingerでは、年中無休のカスタマーサポートと、詳しい情報や解決策を掲載したナレッジベース記事を提供しています。これらはどちらもhPanelからアクセス可能です。

504 Gateway Timeoutエラーが頻繁に発生したり、長時間続いたりすると、Webサイトの検索エンジン最適化(SEO)に悪影響を及ぼす可能性があります。
これは、Googleをはじめとする検索エンジンがHTTPステータスコードを使ってWebサイトの健全性やアクセス可能性を判断しているためです。
Webサイトが定期的に504ステータスを返していると、検索エンジンから「信頼性が低い」とみなされ、検索結果での順位が下がる可能性があります。
504エラーによるダウンタイム時にSEOへの影響を最小限に抑えるためには、以下の対策を検討してください:
504 Gateway Timeoutエラーを修正するには、原因の特定と対処を含む一連のステップが必要です。
ブラウザ関連の基本的な確認から、サーバーリソースや構成の見直しといったより技術的な方法まで、この記事ではさまざまな504エラーの解決策をご紹介しました。
504エラーへの対応は、Webサイトの機能性やSEOの健全性を保つためにも迅速に行うことが重要です。
ここでご紹介したステップに従うことで、この一般的でありながら厄介な問題にも効果的に対処することができます。
このセクションでは、504 Gateway Timeoutエラーに関するよくある質問にお答えします。
504 Gateway Timeoutは、通常サーバー側で設定されているデフォルトのタイムアウト時間に依存します。この時間は環境によって異なりますが、多くの場合およそ60秒程度です。
この時間はネットワークのタイムアウト期間を表しており、それを過ぎるとサーバーは他のサーバーからの応答を待つのを中止します。
504 Gateway Timeoutエラーを防ぐためには、サーバーの負荷を定期的に監視し、Webサイトのリソースを最適化することが重要です。サーバーのメンテナンスを事前に行い、効率的なコンテンツ配信を実現することで、このようなWebサーバーのタイムアウトエラーが発生する可能性を低減できます。
504 Gateway Timeout以外にも、よく見られるエラーとしては502 Bad Gatewayや503 Service Unavailableがあります。これらのゲートウェイタイムアウトレスポンスは、それぞれ異なるサーバー側の問題を示しており、解決にはそれぞれに応じた対処が必要です。
本サイトのチュートリアルコンテンツは、 Hostingerの編集方針と価値観に基づき作成されています。