Dec 18, 2025
Yukako W.
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メールデータのバックアップは、個人利用でもビジネス利用でも非常に重要です。誤って削除してしまった場合や、セキュリティ侵害、ランサムウェア攻撃といった予期せぬトラブルから、大切なやり取りを守ることができます。
この記事では、さまざまなプラットフォームで使えるメールバックアップの方法をご紹介します。ビジネスで従来型のメールシステムを使っている方も、プライベートで最新のメールサービスを利用している方も、このガイドを参考にすれば、あなたのメール通信をしっかり保護できます。
このセクションでは、HostingerのメールサービスからYahooメールまで、さまざまな方法でメールをバックアップするステップをご紹介します。
メールデータを保護する第一歩は、適切なバックアップ方法を選ぶことです。Hostingerのメールホスティングサービスでは、さまざまなニーズや好みに対応した柔軟なバックアップオプションが用意されています。
Hostingerのユーザーは、バックアップファイルの形式としてEML、Mbox、Maildirなど複数のオプションから選ぶことができます。EML形式は1通ずつのメール保存に適しており、Mboxは大量のメールを一括で扱う際に便利です。Maildir形式は構造化された保存方式で、データ破損のリスクを抑えられる点が特長です。

1. Hostingerの内蔵エクスポート機能を使ってバックアップする
Hostingerのインポート・エクスポート機能を使えば、メールのバックアップや復元が手軽に行えます。メールデータはさまざまな形式で保存できるので、万が一のときも安心。いつでも必要なときに取り出せて便利です。
まずはじめに、Hostinger Webmailのログインページを開きます。メールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックしてください。

または、hPanelにアクセスして、「Eメール」→「管理」をお使いのメールアドレスの横にあるボタンから選びます。「メールアカウント」ダッシュボードで「Webmail」を選択してください。

ログイン後、以下のステップに沿ってメールのエクスポート作業を完了させましょう:


EML形式では、1通ずつメールをダウンロードする仕様になっています。一方、Mbox形式やMaildir形式を選ぶと、バックアップメールがZIPファイルにまとめられ、一括でダウンロードできるため便利です。
Hostingerメールを初めて使う方や、使い方をおさらいしたい方へ。メールアカウントの作成から、さまざまなメールクライアントとの連携方法までを詳しく解説したガイドをご覧ください。
2. サードパーティ製ソフトウェアを使ってバックアップする
Hostingerの内蔵機能に加えて、サードパーティ製のソフトウェアを使ってメールデータを保護することも可能です。Zook Email Backup Softwareは、高度な機能を備えており、このメールバックアップツールを使えば、HostingerのメールをGmailやOutlookなどのクラウド型メールアカウントを含む30種類以上の形式でバックアップできます。さらに、日付範囲、件名、送信者/受信者アドレスなどの条件を指定して、バックアップ対象を絞り込むフィルター機能も利用可能です。
Googleでは、Gmailのメールをバックアップするためのネイティブ機能が用意されているほか、より多機能なサードパーティ製ツールも利用できます。ただし、GmailはGoogle Workspaceで広く使われているため、バックアップ対象のデータ量が多くなる可能性があります。特定のメールだけをバックアップする場合でも、Google Workspace全体のメールを保存する場合でも、Googleのデータエクスポートに関する制限を事前に確認し、それに応じたバックアップ計画を立てることが大切です。
1. Google Takeoutを使う
Google Takeoutは、Gmailを含むさまざまなGoogleサービスのデータをエクスポートできる、Googleの内蔵ツールです。
メールデータの移行や、Gmailアカウント全体のバックアップを作成する際に便利です。
以下のステップでご利用いただけます。


2.デスクトップ用メールクライアントを設定する
OutlookやThunderbirdといったデスクトップ用のメールクライアントを使うことも、Gmailのメールをバックアップする方法のひとつです。 この方法では、メールクライアントにGmailアカウントをPOP3またはIMAPのプロトコルで設定することで、メールをローカルに保存できるようになります。
まず、Gmailにログインし、「設定」→「すべての設定を表示」→「メール転送とPOP/IMAP」の順に進みます。次に、「IMAPを有効にする」をクリックします(複数の端末でメールを同期させたい場合におすすめです)。好みに応じて、代わりにPOP3を選ぶこともできます。

次に、以下のステップに沿ってメールクライアントの設定を行ってください。
Microsoft Outlookの場合:
Mozilla Thunderbirdの場合:
設定が完了すると、メールクライアントがGmailのメッセージのダウンロードを開始します。メールの件数によっては、すべてのデータを取得するまでに時間がかかることがあります。
Googleなどの外部SMTPサーバーの利用を検討中ですか?GoogleのSMTPサーバーの使い方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
3. メールを定期的にアーカイブする
メールサービスに無制限の保存容量がある場合、アーカイブ機能を活用することで、重要なメールを削除せずに受信トレイを整理することができます。アーカイブされたメールは、削除されたメールとは異なり、受信トレイからは非表示になりますが、アカウント内に残り、いつでもアクセス可能です:


Microsoft Outlookでメールを設定している場合は、メール、連絡先、カレンダーの項目をエクスポートできる機能があらかじめ用意されています。
ただし、Outlookのデータファイルには50GBのサイズ制限があらかじめ設定されています。
メールボックスの容量が大きい場合は、この制限に対応するためにバックアップを複数のファイルに分けて保存する必要があるかもしれません。
1. OutlookのメールをPST形式でエクスポートする
OutlookのメールをPSTファイルとしてエクスポートする方法は、データをバックアップするための信頼性の高い手段です。PST(個人用保存ファイル)は、メール、連絡先、カレンダーなどのOutlookデータをローカルに保存できるアーカイブファイルです。
一方、OSTファイルは、Exchange、Outlook.com、またはIMAPを利用しているアカウントでOutlookによって自動的に作成されるもので、メールボックスの同期コピーが保存されます。
なお、PSTファイルとしてエクスポートできるのは、Outlookのデスクトップアプリケーションのみです。以下のステップに従って、エクスポート作業を進めてください。



Microsoft 365のメールをバックアップするステップもほぼ同様です。ただし、Microsoft 365ではアカウントやデータにオンラインでアクセスできるため、追加のバックアップ手段としても活用できます。
2. Outlookのアーカイブ機能を使う
Outlookのメールをバックアップするもう一つの方法として、「自動アーカイブ」機能を活用する方法があります。
この機能を使えば、古いアイテムをアーカイブフォルダーに自動的に移動し、メールサーバー上のメールボックス容量を抑えつつ、Outlook内を整理することができます。
Outlookで自動アーカイブを有効にするには、以下のステップに従ってください:


Exchangeアカウントをご利用の場合は、サーバーポリシーによってアーカイブの動作に影響がある可能性があります。詳細については、IT担当者または管理者にご確認ください。
3. サードパーティ製ツールを使ってバックアップする
Outlookのメールをバックアップする際に、サードパーティ製のツールを活用することで、Outlookの標準機能では対応できない柔軟な操作や追加機能が利用できます。
ここでは、Outlookのバックアップ作業を効率化できる信頼性の高い2つのツールをご紹介します:
Mozilla Thunderbirdは、Gmail、Outlook、Hostingerメールをはじめ、さまざまなプロバイダーのメール設定に対応しているオープンソースのメールクライアントです。
Thunderbirdのメールを完全にバックアップする前に、ローカルコンピューター上でメールがどこに保存されているかを把握しておくことが重要です。そのためには、メールや設定などの大切なデータが保存されているプロファイルフォルダーの場所を特定する必要があります。
Thunderbirdの利用が初めての方は、メール設定方法を解説したこちらの記事もぜひご覧ください。
1. Thunderbirdのプロファイルをバックアップする
Thunderbirdのプロファイルフォルダーには、メール、設定、アドレス帳、拡張機能などの個人情報がすべて保存されています。このフォルダーを定期的に安全なデバイスに保存しておくことで、システム障害などによるデータ損失を防ぐことができます。
Thunderbirdのプロファイルフォルダーを手動でバックアップする方法は以下のとおりです:


2. Thunderbirdのアドオンを活用する
Thunderbirdには、基本機能を拡張できるさまざまなアドオンが用意されています。ここでは、メールのバックアップを簡単に行うためのおすすめアドオンをいくつかご紹介します:
3. Thunderbirdのメールを手動でコピーする
アドオンや標準機能を使わずにバックアップしたい方には、メールを手動でコピーするというシンプルな方法もあります。以下のステップで行えます:

Backing up your Mac emails involves employing the built-in Time Machine feature, which covers the entire system, including Mail app data. Macのメールをバックアップするには、まずmacOSに標準搭載されている「Time Machine」機能を利用する方法があります。Time Machineはシステム全体を対象にバックアップを行うため、Mailアプリのデータも含まれます。さらに、サードパーティ製アプリや手動によるバックアップ方法を活用することで、より柔軟かつ細かな管理が可能になります。
Macの「メール」アプリにメールアカウントを追加するのはとても簡単です。詳しいステップは、メールアカウントの追加方法を解説したチュートリアルをご覧ください。
1. Time Machineでバックアップする
Time Machineは、macOSに標準搭載されているバックアップ機能で、メールを含むすべてのファイルを自動的に保存します。システムファイル、アプリケーション、アカウント、環境設定、音楽、写真、動画、書類なども対象となります。
この機能はiOSデバイスでは利用できない点にご注意ください。 iOS上でメールアカウントを設定していてバックアップを取りたい場合は、同じアカウントをMacにも設定しておく必要があります。
Time Machineを設定するには、以下のステップに従ってください:


Time Machineは、直近24時間分は1時間ごとに、過去1か月分は1日ごとに、それ以前の期間については1週間ごとにバックアップを実行します。
2. メールボックスを手動でエクスポートする
Macの「メール」アプリでは、メールボックスを手動でエクスポートすることで、個別のメールボックスごとに独立した .mboxファイルを作成できます。このファイルは外部ストレージに保存したり、Macの「メール」アプリや他の対応メールクライアントに再インポートしたりすることが可能です。
Macの「メール」アプリでメールボックスをエクスポートするステップは以下のとおりです:

以前に同じメールボックスをエクスポートしたことがある場合、Mac Mailは既存の.mboxファイルを上書きしません。代わりに、「My Mailbox 1.mbox」のように数値の末尾を付けた新しいファイルを作成します。
3. サードパーティ製ソフトウェアでバックアップする
Mac Mailのバックアップには、サードパーティ製ソフトウェアを使うことで、スケジュール設定や増分バックアップなど、より高度なオプションを利用できる場合があります。ここでは代表的な2つのツールをご紹介します:
Yahooメールをバックアップするには、このプラットフォーム特有の機能や仕様に応じた対応が必要です。Yahoo Mailにも一部エクスポート機能は備わっていますが、より確実で包括的なバックアップを行うには、外部ツールの活用も検討する必要があります。
1. 別のメールアカウントへメールを転送する
Yahooアカウントの受信メールを別のメールサービスに自動転送することで、受信メッセージをバックアップする効果的な方法となります。ただし、この機能はYahoo Mailの有料版である Yahoo Plus のみに提供されています。
Yahoo Plusで自動メール転送を設定する手順は以下のとおりです:


ご注意ください:この設定で転送されるのは、新たに受信したメールのみです。すでにYahooアカウントに届いている過去のメールは転送対象になりません。
2. POPを使ってメールをダウンロードする
POP(Post Office Protocol)を利用してYahooメールをダウンロードするのは、効果的なバックアップ方法のひとつです。POPを使えば、メールメッセージのコピーをローカルのコンピューターに保存し、オフラインでもアクセスできるようになります。
以下は、Mozilla Thunderbirdで設定する手順です:


POPプロトコルは、初期設定ではメールをローカル端末にダウンロードし、サーバー上のメールを削除する場合があります。Yahooメールのサーバーにもメールのコピーを残したい場合は、ThunderbirdのPOP設定で「サーバーにメッセージを残す」オプションにチェックを入れてください。
POP、IMAP、SMTPの各プロトコルの違いについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
3.サードパーティ製ツールを使ってメールをバックアップする
サードパーティ製ツールを使えば、Yahooメールのバックアップをより柔軟かつ高度に行うことができます。こうしたツールの多くは、Yahooメールを含むさまざまなメールサービスに対応しています。
Dropmyemailは、Yahooメールなどのサービスに対応したクラウド型のバックアップツールです。自動バックアップ機能が搭載されており、手動操作なしでメールの内容を継続的に保護できます。
このガイドでは、メールサービスの内蔵機能の活用から、サードパーティ製ツールやクラウドソリューションの導入に至るまで、メールデータを管理・保護するためのさまざまなバックアップ戦略をご紹介しました。大切なメールを長期的に守るためには、定期的なバックアップの習慣を確立することが非常に重要です。 データ損失を防ぎ、安心してメールを利用し続けるためにも、ぜひ日頃からバックアップを心がけましょう。
このセクションでは、メールのバックアップ方法に関してよく寄せられるご質問にお答えします。
メールのバックアップは、メールデータのコピーを作成し、ローカルドライブやクラウドサービスなど別の場所に保存することで機能します。これにより、誤って削除した場合やシステム障害が発生した際でも、データを復元できるようになります。
メール全体をバックアップするには、まずご利用のメールクライアントのエクスポート機能やサードパーティ製のバックアップツールを使って、すべてのメッセージをファイルとして保存します。その後、そのファイルを外付けドライブやクラウドストレージに保管します。
はい、可能です。メールクライアントからメールデータをエクスポートし、そのバックアップファイルを外付けハードドライブやUSBメモリなどに保存することで、バックアップを取ることができます。
メールのバックアップは、万が一の復旧に備えてメールのコピーを保存することを目的としています。一方、メールアーカイブは、法的な要件への対応や検索性の向上、サーバー負荷の軽減などを目的に、長期的にメールを保管する手法です。多くの場合、アーカイブされたメールはインデックス化され、検索しやすくなっているのも特徴です。
本サイトのチュートリアルコンテンツは、 Hostingerの編集方針と価値観に基づき作成されています。