Aug 14, 2025
Yūto .
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メールヘッダーを理解することで、メールキャンペーンの効果を高め、フィッシングや迷惑メールの対策にもつながります。また、メッセージ内のリンクを開く前に認証結果を確認することで、フィッシング攻撃を回避しやすくなります。
また、テストメールのヘッダー情報を確認すると、迷惑メールフォルダに振り分けられるのを防ぐ上でどのようなセキュリティ設定が必要かを把握できます。
メールヘッダーの表示手順は、どのメールプロバイダーでもほぼ共通ですが、最初の操作だけは多少異なるため注意が必要です。本記事では、Gmail、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbird、iCloud Mail、Zoho Mail、そしてAOLを例に、表示方法を詳しく説明していきます。
なお、メールプロバイダーごとに、ヘッダーに表示されるメタデータの種類は異なります。そこで、メタデータの定義とそれをしっかりと理解することで得られるメリットについても解説します。
メールヘッダーは、メッセージを認証するための重要な情報をまとめたコードスニペットです。本文の前に挿入され、送信者や受信者に関する詳細を含んでいます。

ヘッダーには、通常のメール画面に表示される「宛先」「送信者」「日時」「件名」よりも多くの情報が記録されており、すべてのメールに付随し、送信経路の追跡に重要な役割を果たします。
メッセージは、一つのアドレスから別のアドレスへ送られる過程でメール転送エージェント(MTA)を経由します。ヘッダーを確認すれば、最終的な宛先へ到達するまでに経由したアドレスを把握可能。不審な経路が見つかった場合は、該当するメールを開かずに削除するなどして安全を保てます。
ヘッダーに含まれるメタデータは、送信プロセスの詳細を以下のように表します。

メールヘッダーの表示手順はプロバイダーごとに異なります。Gmail、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbird、iCloud Mail、Zoho Mail、AOL、そしてHostingerのWebメールには、それぞれ独自のヘッダー表示方法が用意されており、メッセージ全文をそのまま表示する形式もあれば、HTMLの他要素と分離してヘッダー部分だけを示す形式もあります。
重要!次のセクションに進む前に、受信トレイで対象のメールを開いてみてください。
Gmail の機械学習機能は迷惑メールを受信トレイから排除する精度が極めて高いものの、1,000通に1通は依然として届く恐れがあると言われています。とはいえ、Gmailユーザーはメールヘッダーでメッセージの安全性を確認できるため、リスクを見極めやすいのも事実です。
Googleアプリでメールのヘッダーを表示する手順は以下のとおりです。


Microsoftアカウントはフィッシングで最も狙われやすく、全攻撃の43%を占めると報告されています。Microsoft Outlookを使っている方は、ヘッダーの表示方法を把握しておくと有効な対策になるでしょう。
バージョンによって操作は多少異なりますが、目的はHTMLソースを開く点で共通しています。最新版Office 365でインターネットヘッダーを表示する手順は次のとおりです。

Mozilla Thunderbirdでヘッダーを確認する手順は簡単です。アプリを開き、対象のメッセージをダブルクリックして新しいタブを開いたら次の操作を行います。


メールを開いた状態でCtrl + Uを押しても同じ情報を確認できますが、ヘッダー以外の内容も大量に表示されるため目的の情報を探しにくい場合があるので注意しましょう。
ブラウザ版iCloud Mailの場合、歯車アイコンをクリックし、「Show Long Headers(すべてのヘッダーを表示)」を選びます。一方、Mac MailアプリケーションからiCloud Mailを利用している場合は、次の手順で操作してください。


高トラフィックサイトを運営するビジネスオーナーに人気があるZoho Mailでも、ヘッダーの確認手順は他のクライアントとほぼ同じです。


AOL Mailでは、以下の2つの手順でメールヘッダーを確認できます。


メタデータは、メッセージが通過した経路に関する詳細を示すものであり、ヘッダー行についてしっかりと理解することで、メールを安全に管理できるようになります。
警告!多くのメタデータは偽造可能です。毎回ヘッダーを注意深く確認し、不審な点がないか確かめるようにしましょう。
メールヘッダーはそれぞれ内容が異なり、一部のメタデータは省略される場合もありますが、代表的なタグは次のとおりです。
結論から言えば、メールヘッダーは非常に重要です。ヘッダーを理解しないままでもメールは利用できますが、内容を把握するとセキュリティを大幅に強化できるためです。送信者・受信者・件名などの情報により、次のような対策ができます。
メールヘッダーは、メッセージの送信者と受信者に関する重要な情報を提供するだけでなく、メッセージの送信経路により、ユーザーがメッセージが正当で安全かどうかを判断できるものです。そのため、メールヘッダーのメタデータについて理解することで、悪意のある攻撃を回避できます。
まずは、リンクや添付ファイルを開く前にヘッダーを確認する習慣を付けましょう。本記事では、Gmail、Microsoft Outlook、AOLなど、さまざまなメールプロバイダーでメールヘッダーを表示する方法についても紹介しました。
メールヘッダーの役割と表示方法を把握しておくことで、フィッシング攻撃などの被害を未然に防ぐことができます。ぜひ日頃からヘッダーを活用して、安全なメール利用を心がけましょう。
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